オフィス付きノートパソコンが欲しい。
どんなモデルがおすすめなの?
オフィス付きのノートパソコンっていろんなメーカーから販売されていて、正直どれを選んで良いのか迷ってしまいますよね!
さてあなたはどんなOffice付きノートパソコンをお探しですか?
Office付きノートパソコンと言っても、
- 持ち運びに便利な軽量薄型モデル
- 外出先での利用が可能な長時間バッテリーモデル
- ライトユーザー向けのミドルスペックモデル
- ゲームや動画編集もできるハイスペックモデル
など用途によりモデルがあり選び方も変わってきます。パソコンの選び方を間違い、性能を持て余してしまうパソコンを買ってしまうと無駄な出費にもなりかねません。
そこで今回は、あなたの用途に合うパソコンが見つかるように、オフィス付きノートパソコンの選び方、おすすめのオフィス付きノートパソコンを下記の順番で詳しくご解説していきます!
オフィス付きノートパソコンの選び方
オフィスの種類と選び方
マイクロソフトオフィスには3種類のエディションがあるのをご存じですか?
実はエディションにより利用できるソフトが違うんです。パソコンを選ぶ際はまずどのエディションが搭載されているのかを確認しましょう。
あなたが使いたいソフトはどのエディションですか?
エディション | ソフト |
Office Personal | Word、excel、Outlook |
Office Home&Business | Word、excel、Outlook、PowePoint、Onenote |
Office Professional | Word、excel、Outlook、PowePoint、Onenote、Publisher、Access |
また「プリインストール版」という表記のノートパソコンがありますが、プリインストール版とは「買った時に最初からオフィスが入っている」という意味になります。
プリインストール版は永続ライセンスで、インストールされたパソコンが壊れるまで永続的にオフィスの使用ができて最新版のオフィスへのアップグレードも可能です。
ただしオフィスが利用できるのは購入したパソコンのみで、他のパソコンへのライセンス移管はできませんので注意してください。
またオフィスの種類に「WPS Office」というソフトを見かけます。
WPS Officeとはキングソフト株式会社が提供しているオフィスソフトで、ワード、エクセル、パワーポイントと同等の機能を備えたオフィスソフトになります。
キングソフトオフィスの価格はマイクロソフトオフィスと比較すると圧倒的に安いです。マイクロソフトオフィスは20,000円近くするのに対して、キングソフトオフィスはなんと3,000円程度!
見た目や操作方法はマイクロソフトとほぼ同じですので、こだわりが無いならキングソフトで出費は抑えられますよ!
CPUはCore i3、又はRyzen3以上
CPUはパソコンの制御や演算処理を行う最も重要なパーツで、人間に例えると頭脳にあたります。高性能なCPUほど計算が早く処理速度は向上しますがその分価格も高くなります。
つまりハイスペックのCPUなら、動きがモッサリしてイライラすることもなくなるのです。
CPUのメーカーは「インテル」と「AMD」の2社が有名です。各社コア数やスレッド数に応じて世代ごとに名称が分かれており、インテルではCore i9、AMDではRyzen9が一番高性能で価格が高くなります。
インテル:Core i9 > Core i7 > Core i5 > Core i3 > Pentium > Celeron
AMD:Ryzen9 > Ryzen7 > Ryzen5 > Ryzen3
性能が高いのはもちろん良いけど価格が高いのはちょっとな・・・と思っちゃいますよね。
でもノートパソコンの場合、一度購入してしまうと後からCPUだけの交換は難しくなるためCPU選びはとても重要なんです。
ではどのCPUがおすすめなのでしょうか?
僕が思うにオフィスを使った文書作成程度とは言え、今後も踏まえ快適に作業したいのならインテル「Core i3~i5」、AMDなら「Rysen3~5」以上がおすすめです。
理由は、パソコンの世界は広いから!
どういうことかと言うと、最初にオフィスメインで買ったパソコンも、途中からネットサーフィンや動画視聴、動画編集と用途が広がっていくんです。
あなたもこういう使い方に身に覚えがありませんか?!
パソコンを一度購入すれば故障がなければ3年程は利用するはず。後々まで考えると価格が安いからと言って低スペックのCPUは選ぶべきではないということです。
メモリは8GB以上
メモリの役割ってご存じですか?
メモリは処理中のデータを一時的に保存する場所です。CPUとストレージ(SSDやHDD)の間に立ってデータの受け渡しをしてくれます。
メモリの容量が大きければ大きいほど、ソフトやアプリの同時処理が速くなります。
当然容量が大きくなれば価格も上がりますがその分パソコンはサクサク動いてくれますので、あなたは快適にパソコンを楽しめるわけです。
ではどのくらいのメモリ容量がおすすめなのでしょうか?
これはあくまで目安になりますが、オフィスに特化したパソコンなら8GBもあれば十分です。
理由はオフィス作業は重い作業ではないため、本当に動画編集やオンラインゲームはしません!っていう人は8GBもあれば十分です!ネットサーフィン、動画視聴などは問題なく楽しめます。
ただ動画編集、オンラインゲーム、画像処理などの高負荷かつ専門的な作業を行う予定又は恐れがある人は、16GB以上のメモリを搭載した高性能モデルがおすすめになります。
ストレージはSSD搭載モデルを選ぶこと
ストレージはデータを保存する場所です。容量が大きいほどより多くのデータを保存できます。
ストレージにはSSDとHDDの2種類がありますが、これからパソコンを買うなら絶対にSSD搭載モデルがおすすめです!
なぜSSD搭載モデルのほうが良いのかわかりますか?
理由は、SSDはHDDよりも読み込み速度が圧倒的に速いからです!OSはストレージに保存されるためSSD搭載パソコンのほうが起動が早くなります。
SSDはHDDよりも価格は高くなりますが、データの読み込みが早くなるので起動時のイライラからも解放されますよ!
ではSSDはどのくらいの容量がいいのか?
オフィス作業やネットサーフィン、動画視聴など一般的な用途での使用であれば256GBもあれば十分です。
尚、動画編集やPCゲームなどの高負荷かつ専門的な作業を行うなら、500GB以上のSSDを搭載した高性能モデルがおすすめです。また大容量のデータ保存をするならSSD+HDDを搭載したパソコンが良いでしょう。
テンキーの有無を確認すること
オフィス付きのノートパソコンを選ぶ際に検討したいのが、数字入力がしやすいテンキー付きのノートパソコンを選ぶかどうかです。
テンキーってご存じですか?
テンキーとはキーボードの右側にある数字入力ができる部分を言います。
テンキー4列
テンキー3列
テンキー無し
ワードだけの利用ならテンキーがなくてもそれほど支障はないと思いますが、エクセルで数字入力をすることが多い場合はテンキーがあった方が絶対に便利です!
更にテンキーには4列式と3列式があります。4列式には数字入力の右側にEnterキーの列が有りますが、3列式にはEnterキーの列がありません。
オフィス作業メインならEnterキーをよく使いますので、4列式のほうが僕は便利だと思います!
ただテンキー付きのノートパソコンは液晶やキーボードサイズが大きくなるため、ノートパソコンの本体価格が高くなるのと重量が重くなります。重いと当然持ち運びしにくくなってしまいますので注意が必要です。
テンキー無しのモデルでも、別売りにはなりますが外付けでワイヤレスタイプやUSB接続タイプのテンキーを使うという手もあります。
画面サイズで選ぶ
画面サイズはパソコン本体のサイズに直結するので、画面の見やすさだけでなく操作性や携帯性も考慮しなければなりません。
頻繁にパソコンを持ち運ぶ方は、13インチ以下のサイズがおすすめ。13インチ以下は軽量モデルも多く携帯性に優れています。
持ち運びやすさに加え快適な操作性や画面の見やすさも求めるのなら、14~15インチのミドルサイズが最適です。軽量モデルは少なくなりますがラインナップは充実しており、価格もリーズナブルなモデルが多いです。
据え置きでの使用がメインなら、画面サイズが大きな15~17インチのモデルがおすすめです。こちらは重量があるぶん画面は大きくて見やすく、キーボードも打ちやすい操作性が高いモデルになります。
重量で選ぶ
ノートパソコンを頻繁に持ち運びするのなら軽量モデルがおすすめ。
基準としては1~1.2kgは軽量モデル。1.0以下は超軽量モデル。
ただ軽量になればなるほど画面サイズが小さくなったりキーボードの幅が狭くなる傾向があり、画面が見にくかったりキーボードが打ちにくかったりするので注意が必要。
快適さと持ち運びやすさのバランスを考慮し、重量と併せて画面サイズやキーボードの打ちやすさを確認してパソコンを選びましょう。
オフィス付きノートパソコンの用途別おすすめ
他のパソコンおすすめサイトを拝見すると何台も紹介されており、正直おすすめではなくなっている気がします。たくさんありすぎて逆に迷う・・・。
そんなわけでここではコスパの高いモデルを厳選し、用途に応じたおすすめ1台を紹介します!
コスパ重視のあなたにおすすめ。Core i5搭載激安モデル
基本スペック
- OS:Windows 10 Home 64ビット
- CPU:Core i5-10210U
- メモリ:8GB
- SSD:500GB
- HDD:非搭載
- テンキー:4列
- 光学ドライブ:DVDスーパーマルチ
- 液晶:15.6型(非光沢、フルHD:1920×1080)
- オフィスソフト:カスタマイズ購入で追加可能
第10世代Core i5搭載で7万円台!
しかも光学ドライブまで搭載しているのでDVDやCD再生で映画や音楽まで楽しめます。
出費を抑えたいけど性能も気にするあなたにおすすめ。
この手のモデルは他のネットショップを見てもなかなかありません。
コスパが高いモデルなのですぐに売り切れます。
持ち運びが多いあなたにおすすめ。軽量薄型モデル
基本スペック
- OS:Windows 10 Home 64ビット
- CPU:Core i3-1115G4
- メモリ:8GB
- SSD:250GB
- HDD:非搭載
- テンキー:なし
- 光学ドライブ:非搭載
- 液晶:14型(非光沢、フルHD:1920×1080)
- 重量:0.98kg
- 厚さ:19mm
- オフィスソフト:カスタマイズ購入で追加可能
重量は1kg以下、厚さは19mmと軽量薄型モデルのため、持ち運びが多いあなたにおすすめ!
自宅の別の部屋で静かにネットサーフィンを楽しんだり、カフェや図書館で落ち着いた雰囲気の中で資料作成に集中できます。
外出先での長時間利用におすすめ。長時間バッテリーモデル
基本スペック
- OS:Windows 10 Home 64ビット
- CPU:Core i5-10210U
- メモリ:8GB
- SSD:256GB
- HDD:非搭載
- テンキー:なし
- 光学ドライブ:非搭載
- 液晶:14型(非光沢、フルHD:1920×1080)
- 重量:0.942kg
- バッテリー:約13.7時間
- オフィスソフト:カスタマイズ購入で追加可能
重量1kg以下、バッテリーが約13.7時間のため、外出先で長時間利用をするあなたにおすすめ。
これならコンセントが無い場所でも安心して仕事や勉強に集中できます。
Wifiスポットでのんびりネットサーフィンや動画視聴も楽しめます!
DVD視聴、CD再生を楽しみたい人におすすめ。光学ドライブ搭載モデル
基本スペック
- OS:Windows 10 Home 64ビット
- CPU:Core i5-10210U
- メモリ:8GB
- SSD:500GB
- HDD:非搭載
- テンキー:4列
- 光学ドライブ:DVDスーパーマルチ
- 液晶:15.6型(非光沢、フルHD:1920×1080)
- 重量:2.06kg
- バッテリー:約5.3時間
- オフィスソフト:カスタマイズ購入で追加可能
DVDスーパーマルチ搭載モデルのため、DVDでの映画鑑賞、CD再生による音楽鑑賞をするあなたにおすすめ!
液晶は15.6型で画面が大きいので見やすく、テンキーも4列あるので自宅でのオフィス作業もはかどります。
性能的にもオーソドックなモデルです。
動画編集、オンラインゲームを楽しみたい人におすすめ。GeForce GTX 1660 搭載モデル
基本スペック
- OS:Windows 10 Home 64ビット
- CPU:Core i7-10750H
- メモリ:16GB
- SSD:500GB
- HDD:1TB
- グラフィックス:GeForce GTX 1650 Ti 4GB GDDR6
- テンキー:4列
- 光学ドライブ:非搭載
- 液晶:15.6型(非光沢、フルHD:1920×1080、IPS方式)
- 重量:2.05kg
- バッテリー:約5.3時間
- オフィスソフト:カスタマイズ購入で追加可能
グラフィックスはGeForce GTX 1650のため、動画編集やオンラインゲームをしたいあなたにおすすめ!
IPSパネルなので綺麗な色合いでパソコンが楽しめます。
SSD:500GB+HDD:1TBとストレージも大容量ですので、容量不足の心配もなく写真や画像などのデータ保存がモリモリできます。
まとめ
今回ご紹介したオフィス搭載ノートパソコンはいかがでしたでしょうか?
パソコンの選び方のおさらいです。
- CPUはCore i3又はRyzen3以上
- メモリは8GB以上
- ストレージはSSD搭載モデル
- テンキーの有無を確認すること
- 液晶と重量は用途に応じて選別すること
おすすめのパソコンはあなたの目的、用途に応じて変わってきます。
- コスパ重視の激安モデル
- 持ち運びが楽な軽量モデル
- 長時間バッテリーモデル。
- 幅広くこなせるオーソドックスモデル。
- 動画編集もこなせるハイスペックモデル。
なんにせよ、今回ご紹介した記事があなたに素敵なパソコンライフをお届けできれば幸いです!