ゲーミングPCの購入を検討しています。おすすめのデスクトップを知りたい!
こんな疑問にお答えします。
これからパソコンでゲームを楽しみたいと思っている方の中には、おすすめのゲーミングPCを知りたい方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ゲーミングPCは各メーカーから販売されており、ゲームの推奨スペックを満たすデスクトップを選ぶことで、臨場感と滑らかな映像でゲームが楽しめます。
またある程度スペックの高いデスクトップなら、いろんなジャンルのゲームにも対応できます。
そこでこの記事ではゲーミングPCに必要なスペックと、デスクトップでおすすめのゲーミングPCを紹介していきます!
目次
ゲーミングPCに必要なスペック
CPU
CPUはパソコンの脳に例えられます。高性能なCPUほど処理速度も速くなりオンラインゲームも滑らかに動いてくれます。
CPUはインテルのCore iシリーズとAMDのRyzenシリーズが有名です。それぞれ数字が大きいほど性能が高いCPUになります。
インテル | AMD | 性能 | 用途 |
Core i9 | Ryzen9 | ★★★★★★ | 高解像度動画編集、イラスト、写真 |
Core i7 | Ryzen7 | ★★★★★ | 動画編集、オンラインゲーム |
Core i5 | Ryzen5 | ★★★★ | 動画編集、オンラインゲーム |
Core i3 | Ryzen3 | ★★★ | WEBサーフィン、動画視聴、オフィス |
Celeron | ★ | オフィス作業 |
ゲームキャラクターが滑らかにサクサク美麗に動いてほしいなら、高性能CPUを搭載したパソコンを選ぶようにしましょう。
注意点としてはパソコンを購入してしまうと後からCPUだけを交換するのは難しくなります。
オンラインゲーム目的でパソコンを購入する方は、最低でもインテルならCore i5以上、AMDならRysen5以上のパソコンがおすすめです。
グラフィックボード(GPU)
グラフィックボードとはディスプレイに画像や映像を映すための部品です。
グラフィックボードの性能が低いと高い映像出力(FPS)が難しくなるため、ゲーム中に「カクカクする」「映像がブレる」「動作が重い」といった症状が起きてしまう恐れがあります。
グラフィックボードのブランドではNVIDIAの「GeForce」かAMDの「RADEON」が有名ですが、画質を落とさず綺麗で快適にゲームを楽しみたい!という人は、NVIDIAの「GeForce」を搭載したパソコンを必ず選ぶようにしましょう。
なぜならゲームソフトはGeForceを基に設計最適化がされているので、基本的にはGeForceシリーズを選ぶべきです。
NVIDIA社のグラフィックボードは「Nvidia GeForce GTX/RTX 〇〇」と表記されており、〇〇の箇所に入る数値が高いほうが高スペックなグラフィックボードになります。
- 最新ゲームをやりたいのなら最低でもGTX1060以上
- 最新ゲームを快適にやりたいのならGTX1070~RTX3080
- 最新ゲームを4K画質でやりたいならRTX3080TiSLI構成
※SLI構成は2つのGPUを搭載しているパソコンのことです。SLIとはGPUを複数同時に起動させることで処理能力を高めます。NVIDIA社のGPUで可能。
プレイしたいオンラインゲームによってグラフィックボードの推奨スペックが異なりますので、ゲームの推奨スペックを必ず事前に確認するようにしましょう。
メモリ
メモリーはよく机の広さに例えられます。
机が広いと作業効率が上がり作業を素早く切り替えができるように、パソコンもメモリが多いと全体的な処理速度が向上します。
最新ゲームは8GB以上を必要とするものが多いため、ゲーミングPCを選ぶ際のメモリの目安は8GB以上が最低ラインです。
ただ推奨スペックギリギリのメモリ容量だとたまに処理が重くなる場合があるため、ゲーミングPCを購入する際は16GB以上がおすすめです。
ストレージ
ストレージはパソコンのデータを長期間保管する補助記憶装置です。
ストレージにはHDDとSSDがありますが最近ではデータの読み込みが早いSSDが主流です。
SSDの方がHDDと比べて読み込みが速く、ゲームの起動時間やロード時間を短縮できるからです。
SSDの目安としては、インストールしたいゲームが3〜5個程度なら500GBがおすすめです。
インストールしたいゲームが5個以上だったり高画質な動画ファイルを保存する場合は1TB以上がおすすめです。
また容量は欲しいけど予算を抑えたい方はSSD+HDDのデュアルストレージモデルもおすすめです。
デュアルストレージモデルの場合は、SSD500GB+HDD1TB以上がおすすめです。
電源ユニット
電源ユニットは、各パーツに電力を流しPCを稼働させるパーツです。
電源ユニットに求められる性能はパーツ構成や性能によって異なりますが、ゲーミングPCは高性能なほど消費電力量も増える傾向があります。
ハイスペックのゲーミングPCであっても、電源ユニットの性能が低いと満足に能力を発揮できない場合もあります。
ですのでゲーミングPCを選ぶ際は、電源も高品質である必要があります。
電源ユニットの性能は変換効率と呼ばれています。変換効率が高いほど余分な電力を消費しなくなり、発熱が抑えられ、電源ユニットやその他のパーツの劣化を抑えられます。
変換効率には「80Plus」という規格があります。この規格には変換効率に基づいた電源ユニットのグレード分けがあり、ゲーミングPCを選ぶ際にはどのグレードの電源ユニットを搭載しているのかをチェックしましょう。
- TITANIUM:94%
- PLATINUM:92%
- GOLD:90%
- SILVER:88%
- BRONZE:85%
- STANDARD:80%
目安としてはSILVER以上がゲーミングPCとしてはおすすめです。
CPUクーラー
CPUクーラーは大きく分けて「空冷式」「水冷式」の2種類があります。
空冷式は、CPUが発する熱をヒートシンクと呼ばれるパーツを使って吸収し、ファンによる風で直接冷やす方法です。
ゲーミングPCに限らず、多くのPCモデルでCPUクーラーとして採用されています。
仕組みはシンプルで価格が安い傾向があります。高性能化するほど巨大化し、音も大きくなる傾向があります。
水冷式は、冷たい液体をあて続けることでCPUが発する熱を冷やす方法です。
空冷式に比べると冷却性能に優れているため、ハイエンドゲーミングPCのような負荷の強いモデルに採用されることがあります。
メリットは空冷式に比べて高価で本格的な水冷式の場合は冷却液を定期的に交換しなければならないことです。
BTOパソコンではメンテナンス不要の簡易水冷式が多い傾向があります。
特にこだわりがなければ空冷式、予算に余裕があり冷却性能を高めたい場合やハイエンドゲーミングPCを求める場合は水冷式がおすすめです。
ゲーミングPCにおすすめのデスクトップ
マウスコンピューター「G-Tune HM-B」
ライトにオンラインゲームを楽しみたいという人には、マウスコンピューターのGtune HM-Bがおすすめ。
性能が特別高いわけではないですが、GeForce RTX 3060搭載なので様々なゲームで遊べます。
価格も安めなので、これからゲームを始める初心者の方におすすめです。
- OS:Windows11 Home 64ビット
- CPU:インテル Core i5-12400F
- メモリ:16GB
- SSD:512GB
- グラフィック:GeForce RTX 3060
Lenovo「Legion T570i」
スペックと価格の両面で見てコスパ重視の方は、Lenovo Legion T570iがおすすめ。
メモリ16GBでパソコンの動作も快適になりますし、ストレージがSSD+HDDの大容量モデルなのでデータがたくさん保存できます。
Legion T570iはグラフィックが高性能なので動画編集やオンラインゲームにも対応可能。
スペックに対して価格が20万円以下とかなりリーズナブルな価格でコスパが良いと思います。
- OS:Windows11 Home 64bit
- CPU:インテル Core-i7 12700F
- メモリ:16GB
- SSD:512GB
- HDD:1TB
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 3060
フロンティア「GBシリーズ」
手頃な価格で高い処理性能を備えたデスクトップが欲しい人は、フロンティア「GBシリーズ」がおすすめ。
GeForce RTX 3060Tiを搭載しているので、ゲームのプレイはもちろん、実況配信や動画編集など幅広い用途で遊べます。
SSDも1TBと容量が多いので、コスパを重視したい人におすすめです。
- OS:Windows11 Home 64ビット
- CPU:インテル Core i5-13400F
- メモリ:16GB
- SSD:1TB
- グラフィック:GeForce RTX 3060Ti
LEVEL-R77A-LC137-RBX-moe
ゲーム以外にも実況配信や動画編集もやりたい!という人は、パソコン工房のLEVEL-R77A-LC137-RBX-moeがおすすめ。
こちらはGeForce RTX 3060を搭載しメモリとストレージ容量が大きいので、ゲームプレイはもちろん実況配信や動画編集など幅広い用途で遊べます。
コスパ重視の人におすすめです。
- OS:Windows11 Home 64ビット
- CPU:インテル Core i7-13700
- メモリ:16GB
- SSD:1TB
- グラフィック:GeForce RTX 3060 12GB GDDR6
LEVEL-R77A-LC137-RBX-moeの詳細を見る
マウスコンピューター「G-Tune EN-ZJ」
ゲーム以外にも実況配信や動画編集もやりたい!という人は、マウスコンピューター「G-Tune EN-ZJ」がおすすめ。
こちらはGeForce RTX 3060を搭載しメモリとストレージ容量が大きいので、ゲームプレイはもちろん実況配信や動画編集など幅広い用途で遊べます。
コスパ重視の人におすすめです。
- OS:Windows11 Home 64ビット
- CPU:インテル Core i5-12700K
- メモリ:32GB
- SSD:1TB
- グラフィック:GeForce RTX 3060
まとめ
ゲーミングPCにおすすめのデスクトップパソコンはいかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したゲーミングパソコンの選び方を参考に、自分に合ったデスクトップを見つけてぜひゲームをおもいっきり楽しんでくださいね!
この記事があなたにとって参考なれば幸いです!