DTM、DAWで使う音楽制作用BTOパソコンの推奨スペック

DTM、DAWで使う音楽制作用BTOパソコンを購入する際には、いくつかの条件と注意しなければならないことがあります。快適に音楽制作を行うには、パソコン選びは重要な要素です。

そんなBTOでのパソコン選びの中で特に重要な要素は、パソコンに搭載するスペックです。DTM、DAWなどの音楽制作を快適に行うには、高性能スペックを搭載したパソコンが必要となります。

初めてDTMパソコンを購入する人にとっては、「どの程度のスペックを選んでパソコンを購入していいかわからない!」なんて悩んでいる方もいるはず。

そこで今回は、私が実際に購入したDTMパソコンのスペックを公開し、音楽制作を快適に行うためのパソコン選びついて具体的にご紹介していきたいと思います。

1. DTM、DAW用パソコンのスペックの選び方

一般的にボーカルやギター、ベース、キーボードなどの楽器の録音をするには、DAWソフトと言ったレコーディング用のソフトが必要となります。CubaseやSonarと言ったソフトが有名ですが、これらのDAWソフトをパソコンにインストールして多重録音をしていきます。

そこでパソコンにインストールしたDAWソフトで、録音や編集、マスタリングなどの作業をするわけですが、DAWソフトを動かせるだけのスペックが、パソコンに搭載されているかが重要となるわけです。

パソコンのスペックの中でも特に重要なパーツは、OS、CPU、メモリー、HDDやSSDになります。DAWソフトを快適に動かすには、CPUがクロック周波数2GHz以上のデュアルコアプロセッサで、4GB以上のメモリーと、500GB以上のHDDが最低でも必要となります。

現在市販のパソコンは、ある程度のスペックは満たしておりますが、数年前のパソコンですと動作が重くなったりフリーズをしたり、使用をしていてストレスを感じてしまうリスクがあります。

またDAWソフトをインストール後の作業として、ソフトシンセやプラグイン・エフェクトを多数立ち上げるなど、音の編集やマスタリングがあります。パソコンが重くなるなどして、作業のストレスとならないように準備しなければなりません。

DTMで使うパソコンには、多数のトラックやプラグインを処理するスペックと、長時間の作業にも耐えうる安定性が必要となります。

2. DTMパソコンのOSはWindows64bit版

2-1.windowsとMacの選択について

現在はWindowsでもMacでも、どちらを選んでも音楽制作に問題はありません。自分の好みで決めて良いでしょう。

但しOSによって使えるDAWソフトが決まっていますので、自分が使用したいDAWソフトからOSを決めてください!

Windowsパソコンで行うメリットとしては、周辺機器やプラグインなどの選択肢が多くカスタマイズがしやすいので、スペックにこだわったDTMパソコンを選べる点にあります。

Macパソコンで行うメリットとしては、洗練されたデザインや使い勝手の良さを支持するユーザーが多く、初心者向けのDAWソフトが最初から無料で付属しているなどがあります。

2-2.WindowsのOSは64bit版を選択

WindowsのOSには32bit版と64bit版のものがありますが、32bit版はメモリが3GBちょっとしか使用できません。

DTMパソコンではメモリーの容量を8GB以上は搭載したいので、64bit版を選んでください。ちなみに最近のMacのOSは全て64bitなので、Macの購入を考えている方は問題ないでしょう。

3. DTMをするならデスクトップがおすすめ

3-1. デスクトップとノートそれぞれのメリット

DTMにおけるデスクトップのメリットは拡張機能があるため、あとで容量が足りないなどの理由でスペックを入れ替える(例えば内臓HDDの増設など)などのカスタマイズが可能となります。搭載できるスペックの容量を大きくできるため、ノートパソコンに比べパフォーマンスが高くなることです。

DTMにおけるノートパソコンのメリットは、デスクトップパソコンなどの拡張性はありませんが気軽に持ち運びができる点です。ノートパソコンをスタジオに持ち込んで、スタジオでDTMをしたり、バンドの一発録りをする人にはノートパソコンがおすすめです。

4. DTMパソコンのモニターの選び方

DTMにおけるモニターサイズは重要です。音楽制作はモニターに向かって細かい編集作業と長時間での録音作業がメインとなります。モニターが大きければ大きいほど作業領域も広くなり画面も見やすくなるため作業効率は高くなります。

5. DTMパソコンのCPUはインテルCore i5以上

CPUは人間でいえば頭脳にあたり最も重要なパーツです。CPUはソフトを起動することや、キーボードやマウスの操作を行います。CPUチップに2つの処理部があるものをデュアルコア、4つの処理部があるものをクアッドコアといい、コア数が多いものほど高速な処理が行えます。DTMをするなら、CPUはIntel社のインテル Core i5/Core i7は搭載したいものです。CPUは高価かつマザーボードとの相性もある頻繁には交換できないパーツのため、初期導入には最も最新の高性能なモデルを選択することを推奨します。

  • Core i7:価格は高いですが高性能のCPU。動画編集、オンラインゲーム、音楽制作などには必要となるCPU。
  • Core i5:価格はそこそこで高性能のCPU。十分な処理性能でCore i7との差もほとんどない。
  • Core i3:そこそこの性能があり、一般的なアプリケーションの使用程度なら十分。コストパフォーマンスに優れている。
  • Celeron:価格は安くいわゆる廉価版。性能はCoreシリーズと比べるとかなり劣る。
  • Atom:軽量で薄型なので、低価格帯のミニノートPCに使われることが多。性能はCoreシリーズと比べると劣る。

6. DTMパソコンのメモリーは8GB以上

メモリーは作業をする机の広さにあたり、ソフトやデータの読み込みをして作業を行う性能を表しています。作業机は、狭いものよりも広ければ広いほど作業効率が上がります。BTOパソコンなら後々メモリーの増設は可能ですが、最低でも8GBは搭載したいものです。安心してBTOをするなら16GBを推奨します。

7. DTMパソコンのHDDは1TB以上7200rpm

HDDは、作業をする机の引き出しに例えられ、作成したデータを保存しておく性能となります。BTOパソコンなら後々HDDの増設も可能ですが、DTMをするなら最低でも1TBは搭載したいものです。また読込みや書込みを示す回転速度は7200rpmを推奨します。これは1分間における回転数を表しています。また、予算に余裕のある人はHDDではなく高速でデータの読み込みが出来るSSDを選ぶのもおすすめします。

8. DTMパソコンのUSB端子は5個以上

USB端子についてですが、現在パソコンの周辺機器(マウス、キーボード、プリンタなど)の多くがUSB接続となっています。データを保存するための外付けHDDもUSBで接続することがほとんどです。

DAWソフトを利用しての音楽制作の場合、それらの周辺機器に加えて、オーディオインターフェイス、MIDIキーボードなどをUSB接続するので、空きのUSB端子が必要となります。またオーディオインターフェイスには接続する端子がUSB規格の製品と、FireWire規格の2つのタイプがあるので、利用するオーディオインターフェイスに合わせて購入する検討が必要となります。

9. DTMパソコンに必要な最低スペックとは

DAW、DTMで使うBTOパソコンを購入する前に、必要なスペックを確認しましょう。OSの種類、CPUの種類、メモリーの容量、HDDの容量、USB端子の数などが、DAWソフトが推奨している最低スペックを満たしているのかが重要です。

DTMパソコンの最低スペックは、以下のようになります。

  • OS:Windows 64bit
  • CPU:インテル Core i5/Core i7
  • メモリー:8GB~16GB
  • HDD(ハードディスク):1TB HDD 7200rpm
  • USB端子3つ以上
  • 電源500W

10. 私が購入したDTMパソコンのスペックを公開!

最後に私がサイコムで購入したDTM、DAWで使うパソコンのスペックをご紹介いたします。

赤字の部分が、特にこだわったスペックです!

パソコン購入時にぜひ参考にしてください。

CPU      : Intel Core i7-4790 [3.60GHz/4Core/HT/HD4600/TDP84W] Haswell Refresh搭載モデル(標準構成価格95,860円)
CPUグリス: CPUクーラー付属グリス(標準)
CPU-FAN  : Noctua NH-D9L [空冷/CPUファン]★高性能CPUグリス NT-H1付属★(+6,120円)
MOTHER  : ASRock Z97 Pro4 [Intel Z97chipset](標準)
MEMORY  : 16GB DDR3 SDRAM PC-12800 [8GB*2枚/メジャーチップ・6層基板](+9,110円)
READER  : なし(標準)
HDD/SSD  : Seagate ST1000DM003 [1TB 7200rpm 64MB](+1,480円)
HDD/SSD2 : なし(標準)
HDD/SSD3 : なし(標準)
OptDrive : 【黒】DVD; LG GH24NSC0 BL+書込みソフト(標準)
VGA      : オンボードグラフィックス(標準)
ExCard  : オンボードサウンド(標準)
LAN      : Gigabit LAN [1000BASE T] オンボード
CASE    : 【黒】Corsair Carbide 330R Silent [CC-9011071-WW] ★新入荷!★(+1,340円)
CASE-Option: なし(標準)
POWER    : Corsair RM650 (CP-9020054-JP) [650W/80PLUS Gold](+7,420円)
OS      : Microsoft(R) Windows8.1 (64bit)DSP版★「DSP版Windows 8.1 らくらく引越しソフト付き!」(+15,930円)
Office  : Microsoft(R) Office Personal Premium プリインストール版(+20,450円)
SOFT    : なし(標準)
N-PAD    : なし(標準)
保証    : 通常保証1年+延長保証2年(+7,880円)

◎周辺機器(キーボード・マウス・ディスプレイ等)
OTHER2  : なし(標準)
KEY      : 【黒】Logicool Keyboard K120 [USB/日本語109](+1,790円)
MOUSE    : 【黒】Logicool Mouse M100r [光学式](+860円)
Mousepad : なし(標準)
USBメモリ: なし(標準)
無線LAN子機: なし(標準)
SPEAKER  : なし(標準)
MONITOR  : 【黒】アイオーデータ LCD-MF243EBR [23.6型ワイド/D-Sub/DVI/HDMI](+19,950円)
MONITOR2 : なし(標準)

10-1. DTM用パソコンでこだわったスペック

ストレスフリーでサクサク音楽制作ができる環境作りが目的だったので、多少値段をかけてでもこだわったスペックは以下の内容です。つまり私がおすすめする推奨スペックでもあるわけです。

  • OS:Microsoft(R) Windows8.1 (64bit)を選択。
  • CPU:Intel Core i7-4790 を選択。
  • メモリー:16GBを選択。
  • HDD:1TBで7200回転以上のものを選択。
  • 電源:80PLUS Goldで650Wを選択。

今回の最大の目的は音楽制作のはずです。言ってしまうと上記のスペックはケチってはいけない部分であり、むしろお金を掛けて妥協しないことをオススメします!また、下記に私がDTM用パソコンをサイコムで購入した理由記事もリンクしてありますので、参考にしてみてください。

DTM用、BTOパソコンをサイコムで購入したおすすめの理由とは!

11. DTM、DAW専用パソコンを販売しているショップ!

ここで、自分でパソコンを音楽制作用にカスタマイズしての購入が面倒や苦手な人に朗報です!DTM・DAW用に開発された高性能スペックを搭載したパソコンが販売されているのはご存知でしょうか?

パソコン開発のプロがDTM・DAW用に開発したパソコンは動作確認済のモデルですので、DTM初心者も安心して購入できます。当然搭載しているスペックもここで紹介したスペックを満たしています。

  • 自分で一からパソコンのスペックについて勉強が必要。
  • 忙しくてじっくり考える時間が無い人。
  • この記事を読んでもまだスペックについてよくわからない人。
  • どのスペックを選んでいいのか迷ってしまう人。
  • 自分でパソコンをカスタマイズするのが苦手な人。

こんな人にはDTM・DAW専用に開発されたパソコンを直接購入することをおすすめします。

11-1. ドスパラで販売されている「raytrek-DTM/DAW」

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まずはドスパラで販売しているDTM・DAW用パソコンとしてraytrek-DTM/DAWです。

raytrek-DTM/DAWには、これまでのraytrekシリーズや、ハイスペックPC「GALLERIA」で培われた高い安定性と性能が詰め込まれています。

多数のトラックや、プラグインを処理する高性能と、長時間の作業にも当然のように応えてくれる安定性を兼ね備えています。

また、入門者から上級者まで多数のスペックを取り揃えているのも嬉しい限り。おすすめです。

ドスパラ公式サイトへ

3-1. Steinberg Cubase に対応した「SENSE」

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次にご紹介するのがパソコン工房で販売しているDTM・DAW用パソコン。

Steinberg社が開発をしているDAWソフト「Steinberg Cubase 8」(スタインバーグキューベース8)に対応したDAW・DTMを開発。Cubase 8はプロも使う本格的なソフトですが、高い性能に反して扱いやすいため、DAWソフトの中でもダントツのシェアを誇ります。

またVSTと呼ばれるプラグインの標準規格を策定したのがSteinberg社なので、多くの機能を後から簡単に追加できます。 追加できる機能として「BFD3」のような高品質なドラム音源データやエフェクター、アンプエフェクトなどがあり、こうした機能を使うことでプロが行う生演奏なみの表現を手軽に再現することが可能です。

こうしたVSTプラグインや「Cubase」は、パソコンの性能向上と共に、高品質・高性能へと進化してきました。そこで、「Cubase 8」上で多数のトラックに対してエフェクトをかけてもしっかりと動作する、DAW・DTM編集向けパソコンを販売。おすすめです。

パソコン工房【公式通販サイト】

12. まとめ

今回私が購入したDTM・DAWで使うBTOパソコンは、主に宅録用として使用するため、作曲・編曲、レコーディング、編集、ミックス&マスタリングまでを視野に入れてデスクトップパソコンを購入しました。スペックの選び方は、その人の目的により異なります。ご自身の予算と目的に合わせたスペックを選んでいただき、快適な音楽制作を送りましょう!

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